・ヘアケアを怠ったことによる毛穴・毛根の歪み
ケアを怠り頭皮の汚れが毛穴に詰まることで毛穴の形が歪むことが考えられます。また、逆に洗浄力の強いシャンプーで洗いすぎて頭皮に必要な脂分まで除去してしまい、それを補おうと皮脂の分泌量が増えることで毛穴が詰まってしまうこともあるとされています。いずれもくせ毛の原因になりえます。
毛穴に汚れが詰まるほどケアを怠ると細菌が繁殖し、炎症を起こしたり頭皮が硬くなったりすることもあります。そうすると頭皮の血行が悪くなり必要な栄養が行き届かなくなることから、健康な髪の成長に影響を及ぼす懸念があります。
・ホルモンバランスの変化
ストレス・不規則な生活・睡眠不足・栄養バランスの偏りなどを要因として、あるいは体の成長期・妊娠出産によるホルモンバランスの乱れや変化で髪質が変わることもあります。ほかにも、間接的にホルモンバランスの乱れが血行不良を促して頭皮への血流が悪くなり、髪が細くなってくせが強くなることもあるとされています。
・ダメージによるくせ毛
カラーリングやパーマを何度も繰り返すと、髪にダメージが蓄積してタンパク質が流れ出てしまい髪の毛の空洞化が進んでいくこともあります。空洞化した部分は健康な髪と比べて水分を失いやすく、そのためうねりが出やすくなってしまうことがあります。
・加齢によるくせ毛
健康な髪は概ね13%程度の水分量を保っていますが、年齢を重ねるにつれて水分量を維持しにくくなることがあります。水分量が7%以下になると健康なキューティクルを維持することができなくなり、キューティクルが剥がれ落ちて髪内部の水分が流失してしまいます。
こうした乾燥状態が続くと髪はうねりはじめ、くせ毛になりやすくなってしまいます。また頭皮が垂れ下がることによって 毛穴や毛根が歪み、くせ毛になるとも考えられています。